セントルイス交換留学記

アメリカ中西部•ミズーリ大学セントルイス校での留学生活。

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留学生活2か月目!アメリカに来て驚いたこと

お久しぶりです!

前回の投稿からだいぶ時間がたってしまいました...

8月中旬にこちらに来てから約2か月が経ち、留学生活にも徐々に慣れてきました。

 今回はこれまでの生活の中で、日本との違いに驚いたことを簡単にご紹介したいと思います。

 

 

 

車がないと生活できない!

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東京の公共交通機関がいかに発達しているのかを実感しました...(笑)

周りの交換留学生もだいたい車を持っていないので、みんな苦労していると思います。

さすがにUMSLに編入した学生はミズーリ州の免許を取り、中古車を購入する人が多いようです。(ビザの関係で国際免許証では運転することができません)

UMSLのキャンパス内にはスーパーやコンビニといった生鮮食品を買えるお店がないので、買い物をするにはどこかへ車で出かけなければなりません。

私は毎週金曜日にUMSLが運行しているShopping Shuttleでスーパーマーケットに行き、一週間分の食品をまとめ買いしています。

 

セントルイスにはMetro Linkという電車が走っていて、学生はパスを無料でもらえます。

ただ電車内の雰囲気的に一人で乗ることはお勧めできません(マリファナの臭いがそこはかとなく漂っています...汗)。

日没後の利用は極力避けたほうがいいと思います。

Metro Transit – St. Louis | MetroBus, MetroLink and Call-A-Ride

 

ラフな服装

 

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こちらの大学生は基本的に服装がラフです。

男女問わずジーンズにTシャツといった出で立ちで通学します。

スカートを履いている女子はあまり見かけません。

 一方、私の日本での通学スタイルはもっぱらスカートでした。

アクティブに活動するイベントがない限りはズボンやスニーカーを履く機会はほぼなかったので、渡米するにあたり日本で着ていたスカートやトップスなどは全部置いていき、ユニクロで一式そろえる羽目になりました(笑)

 

実際、日本で着ていたような服装では浮きまくっていたと思うので、ラフな服を準備してきてよかったです。

 

この服装の違いには主に二つの要因が関係していると思います。

 
1.通学方法
 
UMSLの学生の多くはon campか、off campusであっても比較的学校の近くに住んでいて、通学方法もon campusの場合は徒歩か大学のシャトルバス、off campusの場合は自家用車の場合がほとんどです。
 
そのため、通学する際に「おしゃれして出かける」という意識が少ないと感じます。
 
また平日は課題が忙しく、友達同士で外食しに行くということもほとんどありません。授業が終わったら図書館や家で勉強する人がほとんどだからです。
そのため、服装に気を使う必要性があまりないのだと感じます。
 
一方、日本の都心部にある大学の場合は周辺の県から電車通学をしている人が多いです。
 
長い時間電車に乗って出かけるということは必然的に多くの人の目にさらされることにもなりますし、都会に出かけるにはある程度きちんとした格好をしていこうという意識につながるのではないかという気がします。
 
また、学校帰りにお洒落なお店にご飯を食べに行く機会もあったりなかったり(大学のカラーにもよると思いますが、うちの大学は居酒屋に行く方が多いです笑)。
その際にも、少しお洒落をして言った方が楽しめるというのもあるかもしれません。
 
2.洗濯方法
 
アメリカには洗濯物を外に干すという習慣がなく、乾燥機を使って乾かすのが一般的です。
 
私が住んでいる寮にあるコインランドリーにも洗濯機と乾燥機が設置されています。
 
(私は乾燥機を使うのがもったいなく感じてしまって、部屋干しをしていますが^^;)
 
この乾燥機のパワーが強力なため、日本で私が着ていたようなひらひらで薄い生地の服はすぐに傷んでしまいます。
 
そのため、いわゆるファストファッションと呼ばれるようなラフな服を買い、ガンガン洗濯して傷んだら買い替えるというスタイルが定着しているのだと感じます。
 

パーティ文化

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毎週金曜の夜(または土曜日の夜)は、だいたい誰かの家でパーティが行われます。パーティといってもそんなに派手なものではなく、日本でいう宅飲みのようなものです。

 

逆に日本のような飲食店での飲み会はあまりありません。これは住宅事情の違いによるところが大きいと思います。

 

日本の大学の場合、自宅で家族と同居している学生が多いため、大勢の友達を自宅に招いてワイワイやると迷惑ですよね...(笑) 

 

宅飲みをするにしても、一人暮らしをしている人の狭い部屋で少人数でするのが精一杯です。東京の家賃は高いので、どうしても部屋は狭くなってしまいます。

 

 一方アメリカでは、親元を離れて生活している人が多いのが特徴です。

 

また留学生の中には広めのアパートを数人でシェアして住んでいる人がおり、そのアパートの部屋がよくパーティ会場になります。

 

 課題が大変!

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アメリカの大学は入るのは比較的簡単だが卒業するのが大変!というのは聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

 

実際、アメリカの大学は課題が多いです....。

 

授業にもよるとは思うのですが、毎回宿題が出る授業、教科書の指定された箇所を読んできたことを前提にディスカッション主体で進んでいく授業、毎週web上でクイズ(小テスト)がある授業などさまざまです。

 

私立文系でゆるゆるな大学生活を送っていた自分としては、受験勉強に明け暮れた真面目な高校時代に戻った感じがしています(笑)

 

母国語ならまだしも、英語で課題をやるのは本当に大変で、ペースをつかめるようになるまで平日は仮眠程度にしか眠れないこともありました(作業効率悪すぎですね)。

 

また、現地の学生が授業中に積極的に発言するのにもとても驚きました。

 

日本の大学の場合は(私の大学はマンモス大学なのでその傾向が強いとは思うのですが)、ゼミなどの少人数の授業はまだしも、講義形式の授業で発言する人ってほとんどいません。

 

スマホをいじったり居眠りしたりする人もたくさんいますし、真面目な人も教授の話をじっと聞いてノートをとっているだけで、授業中に質問したりする人はあまり見かけません。

 

こちらの大学では、100人弱受講者がいるような大教室での講義であっても、教授の話の合間に質問する人がたくさんいます。

 

比較的少人数のディスカッションの授業ではさらに顕著で、たくさんの学生が手を挙げで発言し、時にはほかの人が発言している最中にもそれを遮るかのように手を挙げてアピールする人もいて圧倒されてしまいました...

 

英語を母国語としない留学生にとって、授業中に発言することはチャレンジングなことだと感じています。テストやレポートも確かに大変ですが、こちらは事前に準備することができますよね。

 

まず、クラスメイトが言っていることが理解できないんです。教授はわかりやすく大きな声で話してくださるのでまだわかるのですが...汗 

 

一度ディスカッションについていけなくなると、内容が全然頭に入ってこなくなります。ほんとにここは未だに課題です。

 

今回はアメリカに来て驚いたことについて簡単にまとめてみました。

今後も時間を見つけて更新していきたいと思っています!

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました^^